Canonが1眼レフ作り始めたころに登場した FXです。当時 TTL測光はありませんでしたが 露出計を内蔵しようと工夫したカメラです。レンズとは別にボディにある測光専用の円い窓から光を取り込み、露出計測をしました。レンズもスピゴットマウントを開発して キャノンの基本を作りました。 これからカメラを始めようとする方にはお勧めのカメラです。＊こんな調整と整備をしました。ボディ：殺菌クリーニング。きれいなボディです。ファインダー：クリーニング。黒い筋が2本見えています。センターからずれているのでピントの邪魔にはなりません。露出計：露出計 機能しています。感度設定スイッチ、Low-Highがあり、基本は屋外ではLow、室内ではHighにセット。針が細くて見にくいのがネックです。シャッター：全速 切れます。フィルム室:モルト劣化部分 張替え。FL50ｍｍ F1.4レンズレンズ：きれいなレンズですが奥玉に小さな点があります。撮影には響かないと思います。ヘリコイド：繰り出しスムーズです。絞り羽：シミなし、機敏に動きます。（テスト撮影）ISO100シーガルフィルムで試写をしました。家々の影の楽しい住宅内の道。葉の落ちた桜の古木。どちらもしんとした空気感があります。モノクロも楽しいですね。*ネガサービス 調整整備が終わったら試し撮りをしてチェックします。 その時のネガを希望する方にサービスします。 きちんと調整整備できていることの証明です。*お譲りするものFXボディ、FLレンズ1.4、スカイライトフィルタ。*スペックなど横走り布幕式フォーカルプレーンシャッターB・1～1/1000秒、機械式電池 HD型水銀電池 LR44で代用発売：1964年Canon FX974+Fl50mm1.4 254